明治7年(1874年)3月8日に東京に導入された
大区小区制が定着せず、4年後の明治11年(1878年)11月2日に施行された
郡区町村編制法によって、東京15区は初めて画定された。当初の区域は旧朱引内であり、且つ墨引き(
江戸においては
町奉行管轄の地)の土地であった(「明治11年(1878年)の15区」の節参照)。明治22年(1889年)4月1日の
市制・
町村制施行と共にその区域は変更が加えられ、拡大しつつも一部は府下6郡の各町村に合併されることとなった。このときの区域が
東京市となる。昭和7年(1932年)10月1日には周辺町村を東京市に編入していわゆる大東京市が成立し、東京市内の区は全部で
35区となった。東京35区になって以降、それまでの15区を旧市域、新たな20区を新市域といって区別することもあった。